衣裳着人形 こだわりのお顔
ひな人形を選ぶ時、多くのお客様はまずお内裏さまの顔を見られると思います。
衣装着人形は、大きく分けて2種類、京風と関東風に分かれます。
京風の顔は切れ長の目に鼻筋の通った、とても高貴で細面のお顔です。ひなまつりが現在の形になった江戸時代中期のころからの伝統的な顔で、いわゆる京美人でモデル風の顔立ちです。一方、関東風の顔は、目がパッチリしていて頬のあたりがふっくらとしており可愛らしく、現代人に近い俳優・女優やアイドルといった顔立ちです。
京風・関東風それぞれの明確な定義はありませんし、人間の顔と同じようにどちらが良いというものではなく、好みのおひな様を選んではいかがでしょうか。お子さまの顔を思い浮かべながら、自分の娘・孫はモデル系だろうか?それともアイドル系? などと考えながら、ひとつひとつ、おひな様のお顔をじっくり見て決めていくのが、選ぶ楽しみのひとつだと思います。