
一枚台と屏風にお内裏さま(殿)とお雛さま(姫)だけのシンプルなタイプ。
「親王飾り」とも呼ばれます。手軽にどこでも飾れ、収納時はお人形、飾台、お道具がそれぞれ別箱に収まるため、限られた収納スペースにも収まります。

お内裏さまとお雛さまだけなのは平飾りと同じですが、飾台が箱になっていてお人形とお道具が中に納まります。床に直置きでも飾れることと、収納時に1つにまとまる点に優れますが、飾台の納まる収納スペースが必要になります。

階段状の飾台に三人官女と重箱、お篭、牛車などを加えて豪華に。現代では三段飾りが主流です。組み立て式と引き出し式があり、引出式は引出を引いた上に板を置いて段にし、「収納飾り」同様、一式を中に収納することができます。